名古屋市緑区　肩こり 腰痛　ライフ治療院

（感想）ドライニードルを臨床で使用して

私が、治療院でドライニードルを使用する患者さんは、頑固な肩こりや慢性的な腰痛にお悩みの方です。
筋肉のコリに関係深い症状には特に手応えを感じています。

当院では、凝り感の強いところには弱い電気を流していきます。

一般的に鍼をたくさん打って電気を流す鍼と違い、ポイントのみに、ほんの数秒～数十秒の電気を流していきます。
その結果、痛みも少なく、施術後のコリの改善に大満足されています。　

これは、コリの中でも特に圧痛がある部位に鍼先が当たると、電気を使わなくても“単収縮”といって、“ピクン！”と筋肉が自分の意思とは無関係に動きます。　

その反射でコリ固まった筋肉が柔らかになり、血流も改善されます。

ドライニードルを受けた患者さんの感想ですが、従来の鍼と比べて施術後が患部がポカポカ温かくなり、リラックスされるようです。

（こんな症状を施術しました）　結婚式が１週間後の迫った顎関節症

「娘の結婚式が1週間後に迫っていますが、顎関節症は治りますか？」
長年メンテナンスのために来院される患者さん（母親）からご質問がありました。

娘さん（20代）が　1カ月前より顎関節症になり歯科、接骨院、整体にも通っているのに治らないために、鍼はどうか？という相談です。

私は、過去には何人も顎関節症の患者さんに喜んでいただいた経験があることをお話をしたところ、「では、娘に伝えますのでお願いします。」と　ご回答をいただきました。

初診時の娘さんの口の開き方を診ると、人差し指、中指が縦2本分しか口が開かない状況でした。

首肩を触診すると　案の定ガチガチのコリ固まっています。

その頃は、ドライニードルを臨床に導入し始めの時期で、面白みもありましたので　早速　顎関節症に実施しました。

初回の施術後は、少し口が開くようになったくらいで、まだ、顎が痛いと言っておられましたが、首肩が温かく感じ、動きも良くなったと感想を言っていただきました。

2回目の施術時に　前回の施術後の状況をお聞きしたところ、寝る前に歯を磨く時には、痛みも少なく口が開けたことに、ビックリ！され　「恐るべし…鍼！」と　実感されたそうです。

「で、今日はどうですか？」と　口の開き具合を診ると、人差し指、中指、薬指の3本が縦に口に入りました。

私も回復の早さに驚きました。　ドライニードルを導入する前には、もう少し回復期間がかかったと記憶しています。

この方の顎関節症は、その後　1回施術をして計3回で回復しました。

後日談ですが、新婚旅行後にお土産をいただきました。

旅行中も顎も痛くなく快適に過ごせたそうです。

こんなことがあるので、臨床は面白いですね！